甘いだけでなくコクのある果物栽培 |
【恵まれた気候と土】・・・福島盆地で育つ福島伊達の桃は「うまい!!」
福島の桃はうまいが福島盆地の桃・伊達の桃はもっとうまい!!なぜうまい?
当果樹園は福島県の県北・果物王国福島盆地にあり、夏には、日中の最高気温が37℃までにも達し息苦しくなるくらい蒸し暑く、涼しい朝方は20℃以下にまで下がります。冬は凍てつく寒さで一級品。福島盆地の四季は全国の中でも一番はっきりしているうえ、特に夏の住み心地においては評判の良くない地域ではありすが、桃やりんごなどの果物にとってはこの昼夜の寒暖の差とはっきりしている四季こそが、日本一の糖度の高い果物ができる一要素なのです。夏の朝方の冷え込みが少ない桃の産地では着色不良のために袋をかける有袋栽培をする場合がありますが、福島盆地では通常、無袋栽培が基本で、着色や糖度とも古くから高評価を受けている地域です。小さい実の時から太陽光線をいっぱいに浴びてすくすくと育った無袋栽培の果物は、言うまでもなくおすすめです(=^・^=)
そして、当果樹園一帯は、一昔前には阿武隈川が氾濫しその肥沃な堆積土にある果物畑なので健康的な力のある樹に成長してくれるのです♪
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【更に良い土作りへ】自家製の木炭と木酢液を使用して昭和時代後半からの経験と自信
当園では昭和時代後半から木炭の製造を始めました。当初は、燻炭(くん炭)を製造し果樹園に投入していましたが、土壌改良(保水性のあるやわらかい土)や土壌有効微生物菌の繁殖を促すためには木炭以上のものが効果的と感じ、自作の土窯で炭作りを始めました。現在はしっかりと焼き上げることができる石窯を採用しています。(この辺の地区の農家の人たちも比較的簡単に作れる燻炭を投入したりしています。)
木炭は細かく砕き果樹園に投入し、そして、木酢液は灌水時などに混入して散布をしております。
簡単に言うと土壌有効微生物菌の繁殖に最適な環境を作ってあげているのです。
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【台木・苗木から選抜育成】
桃の木の植替え時期は18〜20年、植えてから立派な桃ができるまでは約5年を費やします。
例えば、「あかつき」といっても熟期や味覚や肥大率など、その種(タネ)によって個々の性質を持ち合わせています。ですから、自分で優良品種を選抜したうえで苗木育成をして納得のいく苗木&果物づくりを手掛けております。
(苗木の植えるときにも木炭と木酢液を使用します。詳細はコチラ)
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【肥料はボカシ肥(有機質)】
動物性・植物性の有機質肥料を土壌有効微生物菌で2週間高温醗酵(約45℃前後)させて施肥しております。(年間に約12tのボカシ肥を作り成木1本あたり約28k施肥します。)持続性肥料なので、化学肥料中心の栽培とは違い、長雨に遭っても肥料分が流されてしまうことなく長く効果を発揮してくれるのです。そして、土壌有効微生物菌が、落ち葉や刈った草などをも分解して有機質肥料として木や果実の栄養素になっていくのです。
肥料は、桃の栽培では98%、洋梨とりんごにおいては100%の有機質ボカシ肥料の施肥となっております。目指すは完全有機栽培です!!
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【葉面散布】
葉面・果面には、健康食品である黒砂糖を酵素でアミノ酸に変化させ、葉や果実を酵素で包み込むように葉面散布をしております。
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【無袋栽培で糖度アップ】
当果樹園では、袋を掛けない無袋栽培を基本としており、味や糖度を重視した栽培をしております。
桃を例に取ると、肥大期に袋を掛けないと大きく裂果してしまう黄肉系の黄金桃やゴールデンピーチなどには袋を掛けますが、収穫期が近づくと袋を取り除き、充分に太陽光線を浴びさせ、より糖度の高い果物づくりに手掛けております。黄肉系は有袋栽培であっても香りの高い桃なのである程度の糖度があればうまい桃なのですが、有袋栽培で有名な川中島白桃の場合は、収獲間近で袋を外すもののそれまで太陽の光を遮っていた分、他の桃に比べると糖度の上昇率は低くなってしまいます。(袋を掛けた桃の栽培は、糖度が約1度低くなってしまいます。) 夏の朝方の冷え込みが少ない桃の産地では着色がうまくいかないために袋をかけた有袋栽培をする場合がありますが、果実の見た目を重視する袋を掛けた栽培の果物よりも、小さい実の時から太陽光線をいっぱいに浴びてすくすくと育てた無袋栽培の果物は、より濃厚になり・・・うまいですゾ(=^・^=)
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暑い夏には何の果物でもおいしく育つ・・・が・・・
これらのこだわり栽培方法が、通常の年に限らず、冷害の年や雨の多い年でも安定してよりおいしい果物ができる要素であると、つくづく感じております(=^・^=)
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安全・安心な果物をお届けいたします!! |
【除草剤は一切使用しません。】
健康にも影響し、更にはミミズや土壌有効微生物菌が死滅してしまうからです。土壌有効微生物菌が死滅してしまうと果物畑に限らずおいしい作物は期待できません。
右の写真は、緑の畑(健全な畑)と除草剤畑の違いを見ることができます。除草剤畑は、ミミズや微生物菌がいないため、土はコンクリート並みに締まり固まり、雨が降るとしみ込みきれずに水溜りができます(写真の中央)。挙句の果てには苔(コケ)が生えてしまいます。 |
手前は健全な緑畑
奥は除草剤使用の畑 |
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【省農薬散布をしております(農薬削減)】
害虫の性フェロモン剤を枝に下げて使用することにより殺虫剤を通常の3分の1に抑えることができます。コガネムシなどの害虫からの害を抑えるために、木酢液の散布をしております。(忌避効果)
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【エコファーマー認定農家です】
エコファーマーとは、「持続性の高い農業生産方式導入促進法」に基づき県が基準を作って
認定します。@有機質肥料などによる土作りA化学肥料削減 B農薬削減の3技術を組み合わせて
環境保全型農業に取り組む生産者が対象です。
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更なる秘訣は |
そしてこの他にも、美味しくて納得のいく果物を作り上げるためのいろんな
ノウハウがありますが企業秘密的なところもありますので・・・(^_^;)
何よりも、もっともっと素晴らしい果物を作り上げるという精神を大切に
研究を積み重ねているところでございます。 |