挿し木(りんごの丸葉台・イチジク・ザクロ・ブルーベリー・ユスラウメ) |
●休眠挿しの場合、挿し木の時期は2〜3月初旬ころが適しています。
●穂は、芽が動き始める前の2〜3月に採取し、水に付け水分を充分に吸い上げさせておきます。(約30分程)
●挿し木後、暖かくなってくると葉が開きますが、この時点でまだ発根はしていません。一度成長がとまり、その後、枝が展開してきたら発根が始まってきていると思ってもいいでしょう。
●丸葉台・イチジク・ザクロは発根しやすいですが、ブルーベリー・ユスラウメは5割程度の発根率です。
●直射日光の当たらない明るい半日陰の場所で管理します。水分は切らさないようにします。
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3月3日実施
@節間(芽と芽の間)が狭い穂を採取し水を充分吸い上げさせます(30分程度)。 |
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A挿し木前に、穂木の根元は斜めにカットしておきます(水分を吸い上げやすくするため)。挿し木専用の用土を使います。 |
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5月8日撮影
約二ヶ月で、新梢(新しい枝)が伸び始めます。こうなれば、発根は間違いなし!! |
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挿し芽(トマト・ペピーノ) |
●挿し穂の時期はいつでもOKです。
●Aの芽かきは晴れた日に実施。(切り口を早く乾燥させたほうが病気は入りにくいため。)
●挿し終えたら充分に水をあげ、強い直射日光が当たらない木陰など半日陰で管理します。(2〜3日は水分を切らさないようにし、その後は乾く前に水をあげたほうが、植物の性質上発根が促進されるようです。)
●種類にもよりますが、トマトの場合は20〜30℃で管理した場合、充分な発根まで2〜3週間です。(トマトの場合は挿し芽後の気温が低いと発根が遅れたり土の中の穂の部分が腐ってしまったりするようです。)。発根が確認できたら根を傷めないように大きめのポットに移し変え、ある程度苗を育ててから用土ごとそのまま植えつけましょう。
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@横枝と縦枝の間から出ている芽がわき芽(脇芽)です。 |
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Aわき芽を切り取り(芽かき)挿し芽として使用します。 |
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B5〜10分水につけ、水分を充分に吸い上げさせます。 |
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C葉の部分を三分の一
程度に切ります。
(水分発散防止) |
D水分を吸い上げやすくするために根元は斜めに切ります。 |
E挿し芽専用の用土に、穂の三分の一程度を
植込みます。 |
F充分な発根状態
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