果樹園日記
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2011年4月27日(水)
桃の花 満開
気温が25℃にまで上昇しました。今季初です!!っと言うことで、桃の花の満開時期が遅れています。今年は、4/27〜28頃が満開ですね。となると、桃・暁星の収穫は7/末ごろからで、ちなみに「あかつき」の収穫開始は8/6頃からで最盛期は8/12〜になると思われます。
ところで、余震はと言うと、おさまりつつあるようですが油断は禁物!!余震の26日・30日周期が5/3〜5/7になるので、そろそろ心構えをしておかないと・・・。
2011年4月18日(月)
桃の花咲き始め・4/14
4/14に桃の花が咲き始めました・・・昨年よりも4日程度遅れています。例年の満開は4/20前後ですので、今年の伊達町では4/24辺りが桃の花満開を迎えます。農作業は例年通りで順調に進んでいます。
原発が今の状態なら、県北の果物産地である伊達町、桑折町、国見町などは通常のように生産・出荷できるでしょうが、風評被害での売れ残りがたくさん出るんだろうな〜と思うと・・・無念・・・とはいつまでも言っている場合じゃなく、お客様が一人でもいらっしゃるならその一人のために、今まで通りの美味い果物を作ることに労力を惜しまない・・・そしてひとりひとりの喜びの声は、私にとって一番の元気の源になっていきます。前向きに物事を考えて一歩一歩進んで行こうと思います。
いままでは、ありきたりの毎日のそれなりの暮らしの中で、お客様の笑顔のためにと思い日頃農作業に精を出してはいたものの、このような状況の中で励ましのお言葉や救援物資をいただき、改めて、人間はお互いに支えあって生きているのだと感じさせられました。
皆様からのあたたかいお心遣いをしっかりと受け止め、今後の農作業もそして心・ハートも今まで以上に精進して参りたいと思います。
2011年4月11日(月)
周期性のある余震
震災後1ヶ月が過ぎました。阪神淡路大震災や新潟中越沖地震のデータから、26日とか30日の周期で余震が起きると予測され噂になり、驚くことに4/7と4/11にマグニチュード7以上の強い地震が起きました。4/11は、日中から弱い地震が頻繁に起きていたので、今思えばその前触れだったんだなと・・・27日目でしたが4/7に大きな地震発生したものだから、当分は来ないのだろうと油断をしていたところに今日の地震・・・このデータには驚きです。
今後もこれを元に心の準備は欠かせないなと改めて感じさせられました。
2011年4月8日(金)
土壌検査の結果
夜中、23時32分頃、最大震度6強の地震が起きました。ここの伊達市伊達町地区では5強を記録し、当家では、大きな被害は被りませんでしたが、周辺の地区ではまた断水に見舞われてしまっているところもあるようです。
ところで、震災後、農用地作付け自粛が施されておりましたが、伊達市伊達町地区は土壌検査の結果、4/7に作付け自粛解除となりました。ここの県北地区ではやっと小さな春の到来!!農作業が活気付いてくることとなるでしょう。でも、風評被害が収まらない限り、以前の生活にはなかなか戻れませんね。
2011年4月6日(水)
風評被害に対する応援の声
あれ以来、福島県産の農作物に限らず、福島県からのパソコン部品などのハードものまで発送拒否される事態になっています。今日、小学校の入園式がありましたが、聞くところによると、県外からの電報でさえ配達拒否される始末。
東京電力原発の報道で、あいまいな報告や言い回し方で国民は不安を抱く。「一年間毎日食べたとしても、ただちに健康に被害を及ぼすものではございません。」と繰り返して聞く言葉。「ただちに」って・・・これを聞いたら好んで食べる人はいない!!この言葉は当分の間は脳裏から消えないだろう。この一言で、福島県の中でも原発から離れた地域の汚染されているはずのない農作物までもが取引拒否される事態に・・・。挙句の果てには、福島という刻印が入っているだけで、品物に限らず人間までも拒否。なんじゃこりゃ〜・・・
しかし、そんな中、東京や静岡、大阪、兵庫、九州地方のあらゆる地域の方々から「風評被害に負けず頑張れ!!」などの応援メッセージが届いています。病院機関の方からも、野菜類など今後の新規お取引の大変ありがたいお言葉を頂戴しています。
皆様、応援ほんとうにほんとうにありがとうございます。
2011年3月31日(木)
東京電力原発
参ってます・・・東京電力原発の問題で農作物が出荷停止になるやら種まきの強制中止やら、挙句の果てには土地に踏み入れたくないとか人間も汚染されているとか、いろいろな被害や風評被害が出てきています!!地震だけの被害なら前向きにどんどん進んで行けるのに・・・こうなってしまった今、現状を考えると悔しさが込み上げ残念で仕方ありません・・・
被災地は燃料不足や電気が復旧せず凍えるような寒い夜を過ごしているというのに、震災後やっとのことで電気が復旧しテレビを見たとき、Tシャツ一枚でのお笑い番組?薄着?スタジオがどれほど暖かいのか想像できてしまいました。ん〜〜これってどうなの?避難生活を送られている方に失礼だし配慮が足りない!!
人間っていうのは実際にその身にさらされないと理解できないものなのだとつくづく感じさせられました。
ところで、3/29から桃の摘蕾作業中です。生育が昨年よりも1週間以上遅れていますのであせらずに作業することが出来ています。7月下旬から桃の収穫が始まりますが、例年通りうまい桃を生産できるようにがんばっています。
2011年3月22日(火)
東北地方太平洋沖地震
地震の影響でパソコンが壊れ、なんとかこうして更新することが出来ています。その間、数々の激励のメールや電話を頂戴したこと、厚く御礼申し上げます。
福島県の県北に位置する伊達市は、震度6強を記録し、屋根瓦の破損、ブロック塀や石蔵などの倒壊、道路のゆがみなど、数々の被害を被りました。伊達市は、宮城県との県境で震源に近いため揺れが大きかったのだと思います。
電気は4日目、水道は6日目に復旧しましたが、ガソリンや灯油などの燃料は未だに不足しており、家屋などの復旧作業は進んでおりません。もう一度このクラスの地震が来た場合、この辺りの家は倒壊するところが出てくるでしょう。
でも一歩一歩地道に進んでいくほかありません。
2011年2月27日(日)
ニホンミツバチ活発に飛び交う
風のない暖かい一日で、春の到来も間近に感じる今日この頃です。ミツバチも動き始めました。先日、強風により傾き壊れかけていたミツバチの巣箱・・・なんと!!元気に飛び交っています。一安心です。全部で5群ありますが、すべて住んでいるようです。特に防寒対策を施しておりませんでしたが、生命力の強さを感じる冬となりました。マイナス6℃以上の寒い日の連続で非常に心配でしたが、よくぞここまで元気にしていることが出来たんだなと感心しています。これから砂糖水もあげたいと思います。
2011年2月7日(月)
強烈な風とニホンミツバチの巣
夕方、風が吹き荒れました。今年一番の強烈な風にあおられ、5群のニホンミツバチの巣の一つが、横の木の枝に倒れかけていました。その角度約45度、よく崩壊せずに持ち堪えたものです。はじめての光景を目の当たりにし、もっとしっかりと固定しておけばよかったという思いと、多少、重箱式の巣がずれかけていたので巣とハチ達が心配です。
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